2010-11-3
からだの直感
ことばを使う仕事をしているのに、
ほんとうに感動していること、ほんとうに伝えたいことがあるとき
いや、普段のなにげないことでもだけど、
ことばで説明をするのが、ほんとうに下手。
というのも、自分自身が多くのことを、からだで決めているからなんだと思う。
心地いい、刺激的、満たされる、ドキドキ、信頼、懐疑、うそ、ほんと、好き、おいしい、まずい、にせもの、本物、嫌い、つまらない、生命力、せつない、かなしい、怒り、喜び、神秘、わからない、あやしい、あぶない、大きい、小さい、安心、不安…。
毎日、瞬間瞬間生きていて出合う、いろんなことにからだが反応する。
そのまま、流してしまうことあるけれど、
そのからだの直感を、頭で考えて、納得することが好き。
いいことやうれしいこと、いやなことでも、つらいことでも考えて、ことばにおさめられると、このうえない喜びになる。
からだの直感は、ほかでもない、私の問題。ほかの人にとっては「不正解」のことだってある。
一時、「不正解」と思うことも、いつかちゃんと「正解」になる。
だから、信じていたいと思う。信じて生きていきたい。
どんなに迷っても、困っても、からだの直感を。
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