すっかり弱気になってしまった。 若い頃は(なんてあまりいいたくないけど)もっともっと自信があって、楽で、なるようになるさって…。 なんてたって、子どものときの座右の銘は「明日は明日の風がふく」だった。
強気でいられたのは、怖さを知らないから? 年を重ねて弱くなるのは、怖さを知ってしまったから?
年を重ねて、いいことも悪い事も経験して、それなのに弱くなるなんて、ごめんだ。
それとも、弱気は強気よりもつよいのか。
弱さを知ったとき、本当の強さを知るのでしょうか。 知ったからと言って、強くなれるわけではないですが。
でも、強いばかりがいい、とは思わないのです。 生きるって、 どこか弱さを受け入れ、 身につけていくことなのかもしれません。 だから大人って、歳を取るっておもしろい。
そうですね。 年をとって気づくこと、けっこう、驚くことばかりです。 身につけていくのは、もともとの性格が傲慢なせいか、 苦戦してばかりですが、やっぱり、弱くて強い、 いい大人になりたいです。
うおみ・ゆきよ/編集者。愛媛県出身。神奈川県在住。大阪府立大学卒業後、実家の料理屋『季節料理 魚吉』を手伝い、その後渡豪し、ダイビングインストラクターに。帰国後、バイトを経て編集プロダクションへ。1999年独立し有限会社スカイブルー設立。数年前よりハワイ文化に興味をもち、ロミロミやフラを学ぶ。『漁師の食卓』(ポプラ社)
2件のコメント
弱さを知ったとき、本当の強さを知るのでしょうか。
知ったからと言って、強くなれるわけではないですが。
でも、強いばかりがいい、とは思わないのです。
生きるって、
どこか弱さを受け入れ、
身につけていくことなのかもしれません。
だから大人って、歳を取るっておもしろい。
そうですね。
年をとって気づくこと、けっこう、驚くことばかりです。
身につけていくのは、もともとの性格が傲慢なせいか、
苦戦してばかりですが、やっぱり、弱くて強い、
いい大人になりたいです。
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