2010-09-18
フラと私
このところの私の人生に、多大なる影響を与えているフラ。
始めて3年、こんなにまでどっぷりハマるとは思っていなかった。
そのわりには、今でも外見はフラガールっぽさが
にじみ出てこないのだけど、、、
フラの衣装は、誰が着ても似合うので、ご心配なく。
実際、どんな人が着ても一瞬でみんなフラガールになってしまうのだから、
そういう意味でも、フラの間口の広さに、やはり敬意を表したくなる。
大人になったら仲良しの友達はできにくいというけれど、
それは、同じ目的に向かって何かをすることが、仕事以外では
なかなかないからだと思う。
仕事がからむとどうしてこうも、単純な友達にはなれないのだろう。
こっちがその気で友達気分になっても、
だいたい冷たくされるのが落ちなのだ。
それで何度痛い目を見たか知れないのだけど、
それが習い事であれば、純粋に遊び仲間として仲良くなれる。
実は私、とっても人見知りで、
初対面の人とは話せるのだけど、二度目の人が苦手である。
それに、グループに入って行くのも、名前を覚えるのも苦手!
遠慮も手伝って、最初の頃はレッスンのクラスにもなかなか馴染めずにいた。
その悶絶といったらけっこうなもので、
さらに、踊りを覚えるのも苦手なのにプライドだけは高くて、
レッスン時間が辛くてしかたなかった。
寂しがりやの私には、ひどく苦痛に思えたし、
どうしてこんな思いをしてフラをやっているのかわからなくなる日もあった。
しかし、生真面目でもあるため、辞めることもできず、
毎週ハラウ(フラスタジオ)に通う日々。
今でもフラを続けていられるのは
一人のアシスタントさんがいつも励まし、声をかけてくれたからだ。
彼女がいなければ、とっくに辞めてしまっていたと思う。
かけがえのない宝物を、失わずにすんだことに、最高に感謝しています。
フラから学ぶことは、数えきれない。
アロハスピリット、生きる術、生きる知恵、
模倣して覚えていくという、上達への道の、シンプルなシステム。
女性力、演技力、女優力。
呼吸を合わせる、ということ、
オーガニックなものへの興味と情報、
音楽、テレビ番組からアイドル情報まで。
フラハラウという1つの社会の中で、私は色んなことを教えてもらっている。
これはもしかすると、今日本の都会では失われてしまった、
ご近所づきあいに似ているかもしれない。
年の違う女性たちから、色んなことを見聞きする。
みんながあったかくて、なんだか大きな家族のようにさえ感じるのだ。
今でも振りが覚えられずに、時々辛くなるフラ。
だけど、あの場所に行ってみんなに会ったら、何故だか肩の力が抜けて、
私は元気になっている。
いつでもニュートラルになれる場所。
大人になって、音楽以外の、大切なものを手に入れた。
みなさんにも、大切にしてること、大切な世界はありますか?
Bon Voyage 初のPV ができました!
コメントはまだありません
まだコメントはありません。よろしければひとことどうぞ!
現在、コメントフォームは閉鎖中です。