2014-08-26
ツンドク〜読書の話
本を読むのが遅いのだ。
このところ、音楽以外にもアロマテラピーとアロマトリートメントの勉強をしているため、つくづく学ぶことの多い日々。気がつくと、読みたい本が山積みになっている。
子どもの頃はビックリするほど字を読むのが早かった。黒板の板書を書き写すのも誰よりも早かった。でも年と共にそれはどんどんと遅くなっていく。
速読の本を見つけては買うけれど、体得するまでには至っていない。今読んでいる速読の本には、目が悪いと脳の働きが落ちると書いてある。だから視力を向上させると、読書も早くなるのだそう。ただし、私の知人で超がつくほど視力の低い男性がいるが、彼は天下の東大大学院卒のエリート。年をとっても脳の働きが落ちることはないという。誰にでもあてはまることではないのだ。
ある人は本を見ただけで、中に何が書いてあるかわかるという。「感読」というやつだ。誰しもができるわけではないけれど、物体をスキャニングしただけで中身がわかるのならぜひその能力を身につけたい。ヨムヨムの実でも食べてみるか・・・?
何かに長けている人は本を読む量も多い。自分の周りを見ても、尊敬できる人たちの読書量は半端ないことに気づく。その人たちはしょっちゅう本屋へ出かけ、興味ある分野の書物をちゃんと見つけて手に入れる才能を持っている。
ネットでの情報収集もするが、正確さにおいて信頼性の高い「本」から得る情報はお金を支払う価値があるのだ。言って見れば、ネットでの情報は写真や音楽、映像を見たり聴いたりするのがメインで、書物からは文字としての知識を得る。最近では、おおまかに言うとこんな風に分類できるのかもしれない。
図書館で本を借りるのは好まない。「何度も読むべき本」「手元に置いておきたい本」というものがあるし、そもそも本を読み進めるのが遅いので、返却期限を気にするのが嫌なのだ。
映画美術監督の種田洋平氏は、作品を手がける時に膨大な資料を参考にし、また舞台設定となる土地を訪れるという。旅と読書は人を育てる。そもそも、何か情報を得る時に感動が伴うと、情報力が1でも10位に膨らませることができる気がする。そして、本選びにも旅にも、有能なガイドがいれば完ぺきだ。
ノウハウはを心得ている人は強い。何事にもコツがあり神髄があり、隠し味があり、スパイスがある。それに歴史を知る事も大切。これらを知るために、世の中には星の数ほどの書籍が存在するのだ。本嫌いだった私が読書に目覚めるなんて、死んだ親もビックリだ・・・!
けっこう前からたまっているこの本たち。そろそろ読破したいなー。このままではツンドク(積ん読)だ。高校時代の数学の教師に教わった言葉だが、うまいこと言う。
【ライブ情報】
よしひろあさこ。主催の夏休みイベントを今年も開催!
The Cloudtailsで出演します。
『ASAKOYOSHIHIRO. presents “Lost in Childhood 2″ 』
at WEEKEND GARAGE TOKYO (代官山)
Open 18:00 / Start 19:00
前売り¥2,800/当日¥3,300 前菜プレート付き
ジャンル:JazzyPop/Alternative Folk/SSW
出演:The Cloudtails、coyote、扇谷一穂
映像:フルタヨウスケ
DJ:ジェントルマン タッパー
詳細はこちら。音楽日記もやっています。
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