2010-09-8
頼りになる存在に
頼り過ぎてはいけない
人間はどのようにして、心身共に不調体質になっていくのでしょう?
- すぐに感情的になる。
- 不調が多い。
- いつもどこかが凝っている。
- 物事を一面的にしか見れない。
- 常にゆとりがない、余裕がない。
- 何でも執着してしまう。
このように人間の心身をガチガチに緊張させてしまっている原因・正体は?
一つの視点から答えを言うと、それは“手指”です。
よく考えると人間ほど、不調の多い動物はいないと思います。同時に人間ほど、手指が進化している動物もいません。
ここに不調と人間の手指との関係が隠されています。
人間は進化の過程で手の巧緻性を高めてきました。その結果、得たものは大きく、多い。その反面失われてしまったものもあります。
不調と直結する問題は、その失われたものです。
例えば適切かどうかは別として、何らかの危機が急に迫ったとき、反射的に手が出やすいのが人間。反射的に身体全体が動くのが動物、というとイメージがつきやすいでしょうか?
手指の進化の代償として、身体全体で動くということを忘れてしまっている人間という動物。
これが心身の様々な不調に繋がる深いところであることは意外に知られていません。
手指の進化は悪いことではない、でも身体全体で動くということを忘れてしまうことは動物としては、人間であっても致命的です。
心身の不調から解放されたい場合は、手指ではなく、身体全体で動くということを身につけることが重要なポイントです。
確かに手指は頼りになります。でも、手指に頼り過ぎると身体にとっては好ましいことではありません。
あなたは手指を使い過ぎていませんか?
1件のコメント
確かに手指の使いすぎが気になっています。
ゲームと携帯電話が大好きなので
利き腕のある右腕ばかりが凝っていきます。
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