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ブレない生き方道

2011-02-14
“足の長さがそろった”の謎

 骨盤調整プログラム、骨盤調整コースと称した体操やヨガ教室が増えているそう・・・

 そこでついてまわるのが、“足の長さ”。

 この足の長さというものには注意が必要。

 骨盤調整すると足の長さがそろう・・・。だから良かったね!という話になります。

 しかし、よく考えれば考えるほどにおかしい。

 足の長さなどほとんどの人間は左右違います。

 人間には利き手・軸足という概念があり、元々左右非対称に動く生き物。内臓だって左右対称ではない。

 ようは、左右は非対称が当たり前。

 足の長さも違って当たり前。

 確かに極端な偏りは問題であり、中心が出来ている場合は結果的に左右対称に近づくことはあると思いますが、形ありきで、あまり目くじらを立てるほど重要なポイントではないと日々感じています。

 現実的には足の長さが違うと言う事と、不調などの症状が改善されるということは、必ずしも一致しません。というよりも一致しないことの方が多いような気がします。

 歪んでいても、痛くない人。歪みが少なくても痛い人。

 そう言えば、以前ヨガの聖人?の写真を観たとき、明らかに身体が捻じれて歪んでいた。

 要はどこを観るか?ということだと思います。

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Aiko Morita
Aiko Morita

森田愛子/治療師。体軸法インストラクター。治療やヨガ(体軸法)を通して自分の力で健康を勝ち取り、本来の輝きを取り戻していく女性を増やすこと、高校時代に得た“人は変われる”ということをぶれない信念で伝えていくことを使命と考え、渋谷鍼灸理学治療室を開設。10年に体軸法研究会を正式に立ちあげる。

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