2011-11-12
感覚と実態のかい離
例えば・・・
自分はまっすぐのつもり。
しかし、実態はまっすぐではない。
整体治療の時に、治療ベッドに仰向けになっていただく。
まっすぐに寝ているつもりが、上からみるとまるで三日月のよう・・・なんてことはよくあることです。
自分ではまっすぐなんだけど・・・、わかっていないのは自分だけ・・・
この場合の問題は感覚と実態のかい離。
正常ではない身体感覚を判断基準にすること。
つまり、自分はまっすぐだ!といかに言い張っても、実態は三日月状態。
こういった身体感覚を信じてしまうと、困った現実を生むこともあります。
この感覚を信じて疑わない人には困ります。
そもそもが、その感覚自体が不調を引き起こしている遠因であるにも関わらず、その感覚に合わない事を受け止めることができない・・・不調を引き起こす感覚基準を持っている方は、その基準で何をどう考えようとしても、その世界から離れることは容易ではありません。
その世界から離れるには、パラダイムシフトが必要となります。それを可能にするには、自分自身に不都合があるのであれば、まずは自分の感覚基準のどこかが間違っているということを自覚するということです。
何においても、素直さと真摯な姿勢が求められるのは、そういうことだと思います。
頑なすぎる人は治りにくいのは、今ある自分自身の感覚基準を手放すことができないという大きな要因があります。
後は、未来の状態を今の感覚基準で想像しすぎないことが大切ですね。子供のころに、大人を観て、大人だな~と憧れることがあっても、いざ自分が大人になってみると子供のころに想像していた大人と違うことなどが一つの例です。
子供から観た大人。大人から観た大人。
健康人から観た健康、不調体質から観た健康。
という感じです。
コメントはまだありません
まだコメントはありません。よろしければひとことどうぞ!
コメントする ※すべて必須項目です。投稿されたコメントは運営者の承認後に公開されます。