2011-09-4
うちへ帰りたくないよ
(今回以降はライトな内容で、日記を書くように、さらっと頻繁に更新していきます。)
台風が来ている。関東には来ないようだけど。
ボ・ガンボスの歌に「トンネル抜けて」というのがある。
風が騒ぐ夜はうちへ帰りたくないよ
君が寝言言ってる夜は
風が騒ぐ夜はうちへ帰りたくないよ
君をたたき起こしにゆくよ
目を覚ませよ ヘヘヘイ
俺たちゃ車とばして海の見える方へ
窓開けて風に巻かれて君のうちの方へ
トンネル抜けて トンネル抜けて
風が騒ぐ夜は情けない月も
ふわり踊ってどこへゆく
寒い町を抜けてでっかい音で走れ
みんな退屈なんだよ
いつもいつも ヘヘヘイ
俺たちゃ車とばして海の見える方へ
窓開けて風に巻かれて君のうちの方へ
トンネル抜けて トンネル抜けて
そういう歌。
昨日の夜、会社から帰って来て部屋までもうすぐそこというところで友達からメールが来て、ご飯食べたかと聞かれ、会社でいわゆるしゃあなしで食べちゃった焼うどんのことをあっと思い返しつつ「軽く食べたけどビールが飲みたい」と言って、着替えて、湿気で流れ去ったメイクをリメイクし、近くまで迎えに来てくれたので車に乗って出掛けた。23時半くらいだった。
単純にその子に会ってお喋りしたいとか、金曜日だから一杯引っ掛けたいとか、明日が休みだからまあいいかとかそういう理由も無論あったけど、そんな時間からなんていつもだったら「ごめん眠たい」と断っていた筈。しかも仕事が激務で凄く疲れていて、今週は隔日でレッドブル注入、水曜五時起きで千葉ロケ、昨日も八時半に出社して、22時半までずうっと作業していた。さっさと寝ようと思っていた。
でも、「出掛けよう」と言われてその気になって、気付けば、準備をしている間「トンネル抜けて」を鼻歌っていた。
この歌、私は叩き起こしに来られる方になって聞くのが好き。
免許を持ってないから…という現実的な理由も去ることながら、私を思い出して迎えに来るなんて凄く嬉しい。
三宿の蕎麦屋に行って、私はビールとやっこをいただき、友達は「この時間の油ものは危険!!」と言ってなんか蕎麦をおかわりしていた。それは良いのね。隣にはサッカー日本代表のユニフォームを着たひとたちが三人、反省会。目の前には金曜日の不倫カップルが。その他はサラリーマン。隣に座っている友達は、おかわり頼んだ直後に「やっぱうどんの方が好きだなあ」という衝撃発言。勿論その後二杯めは平らげられた。道路の向こう側の木はみんなざわざわしている。
一週間気を張ってとても働いて疲れたけど、友達の低めではっきりした、それでいてちょっとチャーミングな声も心地よくて、お喋りはナチュラルに流れ、週末のいい夜だった。
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