休刊のお知らせ2010年9月8日にsalitoteはスタートし、10年目を迎えました。この節目に本サイトを休刊することになりました。これまでサイトを訪れてくださった皆さまには心より感謝を申し上げます。このサイトを始めたきっかけは「インターネット」の世界を肌身で感じたいということでした。自由に発信ができるインターネットで、生きること、そして自由とは何か。そんなことを考えてみたいと。いま、思うことは自由に自分の責任を選び、まっとうしたい。当初と変わっているのか?いえ、変わっていないのかもしれません。ただ選ぶことはできても、選ばれなければ実現できません。インタビューに登場いただいた皆さま、連載を書いてくださった皆さまがこの場を選んでくださったからこそ、これまでsalitoteを続けることができました。本当にありがとうございました。
これから選んでいく世界も、めざすは相思相愛(笑)。 皆さまもどうぞ愛のある日々でありますように。 2019年9月25日 salitote編集部 |
salitote9周年を迎えました!「現実は、現状は、人はどうあってもそれでも私は…と思う心に、ほんとの自由があるように思う」
salitoteを始めるときに掲げた言葉です。 そう思い積み重ねて来て、少し思いが変わりました。「現実、現状、人がこうあるからこそ、私は…と思う心が生まれる」と。世界とのつながりがあってこそ、私がある。自由で新しい私よ、しなやかであれ。 salitote・魚見幸代 (写真はハワイ島で見た夏至の朝の虹) |
HULA PICNIC in 五色浜大学生の頃、″人生が変わるらしいよ″と聞いて、スクーバダイビングを始めた。確かに、その後、私は就職するのをやめ、オーストラリアに渡ることになった。けれど、それは時代のレールから外れたいだけのきっかけに過ぎなかった。人生が変わるようなことなんて、そうそうない。ただ、人生は自分で楽しむものなんだ。そう、心底思えるようになったのはフラとフラの師匠であるクムサンディー のおかげだ。どんなことがあったって、笑顔で踊ればそこはきっと明るく温かい(by 魚見幸代)。
地元・愛媛で開催されるフライベントに今年もクムサンディー が出演されます。 HULA PICNIC in 五色浜 2018年8月26日(日) 詳しくはこちらから! |
『ひいくんのあるく町』本作がデビュー作という23歳の若手監督の故郷・山梨県の市川大門を、ある人物を通して見つめているドキュメンタリー映画。
その人物の名前はひいくん。監督が子供の頃から、いつも白いヘルメットをかぶって歩いている不思議なおじさん。 なんとなく気になっていたけど、普段何をしているか知っている人はあまりいない。でも、いつも楽しそうに歩いているひいくんを追いかける中で見えてくる町の「いま」。いつしかシャッターが目立つようになった商店街。病気で倒れたおじさん。。。 『ひいくんのあるく町』は3月17日(土)〜30日(金)まで、「横浜シネマリン」にて上映されます。 |
これからの風景いつもご愛読いただき、ありがとうございます。
2010年9月8日にスタートしたsalitote。無事に8年目を迎えることができました。salitoteも自分たちも年を重ねて、続けることで風景が変わってくるなあと感じています。季節が移り変わり、少しずつ木々が濃淡のある風景をつくるように、ゆっくりとではありますが、これからもこの場がどのように育っていくかを見守っていただけましたら幸いです。 salitote編集部 |
『全裸監督』本サイトでいちばん読まれている記事が村西とおる監督のインタビュー記事です。取材させていただいたのはもう6年も前のことですが、あのときの濃厚な時間の肌感は今も残っています。その村西監督をずっと追い続けてこられた本橋信宏さんの大作『全裸監督』。“人生、死んでしまいたいときには下を見ろ!おれがいる” 本インタビューでも紹介した名言です。
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謹賀新年2017明けましておめでとうございます。いつもご愛読いただき、心からありがとうございます。更新も不定期な本マガジンではございますが、2017年は毎月更新を目標に自分の内なる言葉と向き合っていきたいと思います。みなさまに「さりとて、自分はどうだ?」という機会にしていただけたら幸いです。どうぞ今年もよろしくお願いします!
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静かに7年目…。2010年9月8日にスタートしたsalitote。
おかげさまで静かに7年目を迎えております。 “現実はこうで、現状はどうで、人はどうあっても、それでも私は…と思う心に、ほんとの自由があるように思います。 本気で悩んで葛藤して、イヤというほど考え続けてこそ、それでも捨てきれない「自分」というものにぶちあたるわけで、そこに、のっぴきならないオリジナルな希望があるのではないでしょうか。世の中はどうあれ、時代はどうあれ、みんなはどうあれ、それでも私はどうあるか・・・” 「about salitote」にあるこの言葉は、いまもこれからも「私」を勇気づけてくれることと思っています。 どうぞ引き続きご愛顧のほど、よろしくお頼み申します。(写真はこの夏、うちの自転車カバーで羽化したもの。蝶のように自由に…バタフライフリー) |
ぞうがいますこの夏、うちの家に青いぞうがやってきた。
今まではうちには白い犬しかいなかったから、まだ、ちょっと慣れない。でも、青いぞうは気にしない。青いぞうはいつも右を向いている。だれかがいっていたけれど、左は過去、右は未来なんだって。 |
漱石からの手紙
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詩の読み方小泉今日子が『小泉今日子書評集』で、詩の読み方について紹介していた。毎朝、適当に開いて読む。まるでその日の占いのように。これはいいと思った。タイトルに惹かれて選んだのは谷川俊太郎の『二十億光年の孤独』(集英社文庫)。今日の詩は「暗い翼」。ーしかしわれわれは 果して自分の立場を知っているのだろうかー
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謹賀新年あけましておめでとうございます。いつもsalitoteをご覧いただき、ありがとうございます。2016年はどんな年になるのか、どんな年にしていきたいのか。自問自答をやめることなく、考え続けていきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願い致します。みなさまにとって実り多き一年となりますように。
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「不可視の真実・可視な嘘」
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6年目を迎えました!salitoteをご覧いただいているみなさま、いつもありがとうございます。おかげさまで9月8日、salitoteは6年目を迎えることができました。この5年間、自分自身を振り返るといろいろな変化がありました。子供の頃、思い描いていた40代とは全く違う自分であることに戸惑い、悩み、なぜこうなったのかと、考えても正解のないことを考えずにはいられませんでした。もっとシンプルに生きられたらと思うけれど、考えることをやめることはできません。それが「これから」につながると思うからです。salitoteはそんなこんなを考える場でありたいと思っています。
さりとて。さりとて。 悩める自由と捨てきれない希望に満ちたあなたもわたしも。 これからもどうぞよろしくお願いします。 |
『深呼吸のまほう』私のモットーは「からだ中心」に生きること。だから、からだに無理なことはしたくない。けれども世の中はどんどん進化して、からだよりも頭や手を使うことが増えて、ついついからだ中心を忘れてしまう。そんな私にとって、森田愛子さんは「からだ中心」に戻してくれる貴重な治療家だ。その愛子さんの本が出版された。その名も『深呼吸のまほう』。
とはいえ、特別な呼吸法を指しているのではない。普段の絶え間なく行っている呼吸についての指南書。 わたしは常日頃思っているのだけれど、「あたりまえ」と思っていることほど、指南する(される)のは難しい。地味でつまらなくなるからだ。たとえば、ダイエットは「規則正しくバランスよく」がほんとの答えだと思うのだが、つまらないから流行らない。呼吸はもっと「あたりまえ」のこと。この本を読むと、その「あたりまえ」がこの進化した日常の間に、どれだけズレてしまっているかがとてもわかりやすく理解できる。…とこうしてパソコンに向かっている間、わたしはちゃんと呼吸ができていただろうか。 『深呼吸のまほう』(ワニブックス) 著・森田愛子 |
JEANNE LANVINパリの最高峰大御所メゾン・LANVINの回顧展。
優美な曲線と構築的なラインが絶妙な1830〜50年代のローブやマント、そこはかとなく儚く揺れるシルク、シフォンにきらめき滴る宝飾をちりばめたドレスの数々に魅了され、ヒマが合ったら何度も行こうと心に誓う。 ちなみに、いつも通い詰めているスポーツクラブで出会うひとりの貴婦人。意表を突くエレガントを貫く彼女がまとうレオタードも「LANVIN」である(多川)。 “JEANNE LANVIN” 8 MARS – 23 AOÛT 2015 PALAIS GALLIERA, MUSÉE DE LA MODE DE LA VILLE DE PARIS Le collection de robe comme de rêve. J’ai l’intention de venir à plusieurs fois pendant le exposition. Et soit dit en passant, Une dame que je vois souvent à la salle de gym, ce le sportswear qu’elle porte toujours…bien sûr c’est LANVIN aussi. |
「DÉCOES DE BORDELS
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『結果を出す人のメールの書き方』本サイトで連載している中川越氏の最新本。帯に書かれているコメントにドキドキした。「一通の仕事メールで、あなたの知性・熱意・問題意識・人柄…すべてが見られている!」。自分の失敗にひどく落ち込む質の私は、普段なら怖くて読むことができなかったかもしれない。けれど、失敗を気づいているならまだしも、「ダメ」であることを気づいていないということほど、恐ろしいことはない。そして残念ながら、年を重ねていくとそのことを指導してくれる奇特な人はいなくなるのだ。他人の間違いを正すほど、大人は暇でもないし、愛情がなければできることではないから。
たとえ仕事で結果を出さなくてよくても、心ある交流を楽しみたい人には必読の書です。 『結果を出す人のメールの書き方』(河出書房新社) |
2014さよなら大好きな人清水書院からこの1月に出版された『2014さよなら大好きな人』では、2014 年に命日を迎えられた著名人の業績やエピソードが紹介されている。浪速の視聴率男・やしきたかじん(享年64歳)「大きな失敗をしたヤツこそハートがある。それを潰したらアカン」。日本を代表する映画スター・菅原文太(享年81歳)「弾はまだ残っとるがよう」。
「生命(いのち)とは粋なものだよ 色恋忘れ 意地はりなくなり 石になる」。こちらは帯に載せられた現役・内海桂子師匠(92歳)のおくる言葉。 |
謹賀新年2015明けましておめでとうございます。いつもご覧いただきありがとうございます。毎年元旦に目標を書くのですが、ここ数年はテーマを持ち越しています。そのくらい時間の流れが早いのか、ただの怠け者か…。来年には新しい目標を書けるよう、精進したいと思います。みなさまにとっても素晴らしい一年でありますように。
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salitote読者のみなさまへ
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富士山いつ見ても「おお!!」と叫んでしまう富士山。昔の人も、この風景を見たんだろうな…。自然の大きな時間の流れに身を置くと、気持ちがラクになる。けれど、止まっているわけではない。いつか訪れたハワイ島のキラウエア火山は活発な火山活動が続いていて、溶岩は住宅地まで到達している。終わりと始まり。その間に生きている。
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171年ぶりの「後の十三夜」今年は空行事が忙しい。夏にスーパームーンは3回もあったし、10月は皆既月食も。そして今月はなんと171年ぶりの「後(のち)の十三夜」があるという。後の十三夜とは、旧暦9月13日の十三夜のこと。昔からお月見は旧暦の8月15日(中秋の名月)」と旧暦9月13日(十三夜)は名月といわれ、あわせて眺めるのが習わしだった。旧暦と太陽暦にはズレがあるので、約3年に一度、「閏月」をいれて調整するそうだ。その十三夜が今年は2回ある。前回、後の十三夜があったのは1843年で、171年ぶり…とか。暦はさておき、ここ数日は天気もよく、ほんとうに空が美しい。月の光も増して、確かに眺めていると吸い込まれそうになる。天気がよければ、夜空を眺めて月を愛でる時間を楽しみたい。
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むらいさち写真集&写真展
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5年目に突入しました!いつもご愛読いただきありがとうございます。
salitote(さりとて)をオープンして4年。今日から5年目に突入しました。ここを訪れてくださるかた、皆様のそれぞれの4年。メンバーの4年。きっとかけがえのない時間を過ごしてこられたことと思います。私個人的な感覚でいうと、まだまだ振り返るときではないようです。 「現実はこうで、現状はどうで、人はどうあっても、それでも私は…と思う心に、ほんとの自由があるように思います。 さりとて、さりとて。悩める自由と捨てきれない希望に満ちたあなたもわたしも。」 これからもどうぞよろしくお願いします。 |
『先人たちの底力 知恵泉(ちえいず
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過去の記憶と未来の夢が交錯する、
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我も人なり彼も人なり、
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『夏目漱石の手紙に学ぶ 伝える工夫』「はじめに」紹介されている漱石のエピソードがとても素敵なので、そのまま引用させていただく。
『I LOVE YOU.あなたはこれをどう訳すだろうか。夏目漱石に英語を習っていた学生は、「我汝を愛す」と答えた。すると漱石は意外にも首を横に振り、こう教えたと伝えられている。 「違う。日本語では、月がきれいですね、と訳すんだよ」』 現在残されている漱石の手紙は2500通余あるという。贈り物のお礼を伝える手紙や猫(あの有名な)の死亡通知、仕事の依頼、金に対する心構えのアドバイスなど、ユーモアとやさしさをもって綴られている言葉をみていると、なぜか私自身も癒されるように心地いい気持ちになった。そして、少しでもそういう伝え方ができたらと思う。 本サイトでも連載中の中川越氏の最新刊でもあります。 |