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自分次第のロックンロール!占星術

2010-09-8
あなたという自分は二人いる。
~占いのトリセツ~

 自由とは“自分を知ること”であるとするならば、人間の一生とは自分を知り続ける作業をすること、自分を知ることの繰り返しで自分という枠を広げていく、それが生長ということなのか?

 “自分を知る”という作業を一生続けるのだから、結論や終わりがあるはずもない。というよりも、終わりがないからこそ楽しいのではないか?自分を知り続けていて、気付いたら死んでた、というような感覚で。

 その作業を止めた瞬間から、年齢に関わらず本当の意味で人間の“退化”が始まる・・・

 自分を知るための方法はいくらでもある。

 占星術、占いもその一つ。つまり、占いとは大前提として、自分を知るためのツールであり、同時にツールでしかないということ。

 自分から観た自分。

 対象から観た自分、つまり相手から観た自分、職種・業界から観た自分、会社から観た自分、社会から観た自分など、とにもかくにも色々な角度から観た自分。

 多くの場合、そのギャップが悩みの原因になる。

 そのギャップを埋める作業、やってみると自分から観た自分と、対象から観た自分の違いに気づく、思わぬ自分が見つかるかもしれない。人生、思ったようにいかない理由は、自分という一つの存在の見解の相違であることが多い。

 占いは、そんなギャップを埋めること、自分でも気付かない、自分で思う自分と相手からみた“自分”の見解の相違を顕在化させることも可能。占いを受ける意味って、ラッキーとかアンラッキーとか、吉凶じゃなく、本来はそういうところにあると思うんだけどなぁ~。

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Mr.ピロシ
Mr.ピロシ

占星術ファシリテーター/占星術ベースの人間観察をもとに、人間の本質と正体を読み解き、最良の結果に向けての行動・指針をクライアント自らが自然と見つけだせるように進めていく分析を得意とする。都内を拠点に活動。

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