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自分次第のロックンロール!占星術

2010-10-7
憧れとやりたい事のギャップと真実

 日々、鑑定していて常々思うことの一つ。

 人間は、こうなりたいという憧れ、それが意外に自分のやりたくないことだったりすることがある。

 例えば、会社で週5日働き、自分の自由に時間を使えない。残業も多い。もっと自由になりたいから独立起業してカフェを開きたい、そうして自由に解放されたい。

 憧れは強いもので、えてして真実を見逃してしまうことが多い。

 その場合のキーワードは

①時間の制約が嫌だ。

②残業が多くて夜遅い。

 という物理的な制約。

 しかし、考えなければならないのは、カフェを開いたときの真実。

①人を雇わない限り、時間的制約は勤務時代よりきつくなる。

②残業など当たり前。

 労働条件としては、勤務時代よりもひどい。もちろん好きでやっていることは大きいファクターですが、単純に物理的な問題として扱えば、何ら変わりはない。

 超簡単な例だが、意外にこういう事に気付いていない人がホントに多い。

 色々と質問して、ほじくると実は「やりたくない」という結論に至ることも多い。

 そもそも自由とは?

 物理的な制約から解放されるということか?

 勤務に縛られないことか?

 自分の好きなことをやれているか?

 どれもそれぞれの人間の尺度によって違い、正解はないと思うが、少なくともその人が自由と思えば、誰が何と言おうとそれは自由になってしまう。

 これも意外だが、あの人は自由にやっているイメージがある、という人ほど実はスケジュールを見ると全く自由でない場合などよくあること。

 でもその人はそれが自由だと思っているし、他人にも自由にやっているという印象を与えている。結局自由とは主観。

 何だか話はよれてしまったが、憧れとやりたい事のギャップ。そのコトよりもそのコトの中身・真実を見ると自分が本当に求めていたスタイルかどうかがよくわかる。

 ちなみに占星術的に考えると、自由の捉え方にはいくつかのパターンがある。

①自由を物理的な解放やお金の多さだと捉えるタイプ。

②自由は決められたルールの中で、自分が出来る事を実現することだと捉えるタイプ。

③そもそも自由など存在しない、そんなことも考えないタイプ。

④自由とは自分の好き勝手にやることだと捉えるタイプ。←このタイプは占い信じないタイプ。

⑤自由とは、それ自体を創造し、自分で作り上げていくものだと捉えるタイプ。

 ざっと挙げるとこんなところが多い。

 話す相手が占星術では、どんなタイプに分類されるのかがあらかじめわかると、前回の相性の話と繋がるが色々とスムーズにいくということ。

 自由とは決められたルールの中で・・・と思っているタイプに、自由とは好き勝手やることだと説いても全く響かないように・・・

 何だか話があちらこちら・・・まぁいいか。

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Mr.ピロシ
Mr.ピロシ

占星術ファシリテーター/占星術ベースの人間観察をもとに、人間の本質と正体を読み解き、最良の結果に向けての行動・指針をクライアント自らが自然と見つけだせるように進めていく分析を得意とする。都内を拠点に活動。

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