2010-12-11
ビジネスパーソン・起業家に必要な3つの事情
ビジネスパーソンという存在を考えるとき、いつも思うのは・・・
3つの事情をよくよく考えること。基本中の基本ですが、いざ自分の事となると意外に抜けやすいところでもあります。
①自分(個人)の事情
②会社の事情
③家族の事情
この3つの事情をうまくクリアすることで、何かを決断するとき、リスクを回避しやすくなります。
個人の事情とは、自分の希望・願望。自分はこうしたい、このような方向に行きたいなどなど・・・これが基礎になることは言うまでもありません。
2つ目の会社の事情とは、今、自分がやりたい事と会社の事情がマッチングしているかどうか?今すぐに実行できる環境なのか?下準備が必要な環境なのか?そもそも会社事情的に不可能に近いのか?
3つ目の家族の事情とは、例え、個人と会社の事情がマッチングしても、最終的にその決断が家族にとって受け入れられるものであるかどうか?ということです。
この3つは色々なシーンで複合的に混ざり合っています。
起業家で言うならば、①個人の事情 ②業界の事情 ③家族の事情 と言ったところでしょうか?
ある意味、個人の事情は最も熱く、周りが見えなくなってしまうものですから、第3者的な意見を聴く耳を持つことも大切です。この辺をすっ飛ばしていくと、最初はうまく言っても、いつかはうまく行かなくなります。
会社であれば、一人ではないからまぁいいですが、個人事業など自分がトップの場合は、個人の事情を優先させてしまうと時として致命的な痛打をあびることにも繋がります。
占い等の分析を受ける方に、個人事業家、起業家、経営者などが多いのは、その辺のところが理由かもしれません。自分の判断一つで生死が決まるスリリングな状況にある人は、少しでもそのリスクを減らし、成長できるように理屈ではなく本能的に選択しているような気もします。
そういう意味では、人間という一個人の弱さや危うさを認識している人が実は結果的に強かったりします。
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