人ぞれぞれに思うところを考え遊ばす「考えテーゼ!」。
第2回目は「それでも仕事を続ける理由」。 そもそものきっかけは、某BS番組での勝間和代氏(経済評論家)と 西村ひろゆき氏(2ちゃんねる初代管理人)による対談。 「人の幸福度は、収入、社会的地位、仕事のやりがい、自己実現によって決ま る」とまくしたてる勝間氏に、「旦那に食わせてもらってブラブラできたら、 それが一番幸せでしょ〜(笑)」と軽く言い放つひろゆき氏。 どちらも一理あるものの、どちらも自分の肌にはしっくりこない。 何不自由なく食べさせてくれる旦那がいても、わたしは仕事を続ける。 とはいえ、勝間氏的な人生戦略的キャリアアップをめざせる能はないし、 つもりもない。では、なぜ、わたしはそれでも仕事を続けるのか… と自問しつつ、同世代の女性たちに「どう思う?」と投げかけた次第です。 もし宝クジで10億円当たったら、働かずとも食べられる状況であれば、 仕事をやめるかやめないか。そして、そのワケとは? 今のところ、やめる理由がない。会社員の身としては、辞めさせられる可能性はあるけれど、「いいよ」と言ってもらえるならしばらくは仕事をしたい。以下はリストラを棚に上げた状態で言ってるんだな、と思ってほしい。仕事は面倒なこともあるし、理不尽なことを言われることもある。でも、楽しいこともある。もちろん生活のため、ということも。先日、打合せの雑談で「宝くじが当たったら仕事辞める?」という話しになった。「辞めないなー。逆にお金があるという余裕でいけるところまでいきそう」そう、働いちゃうんだよね。辞める、という決定をできるのは自分自身。そういう切り札があるということで、しばらくは仕事させていただきます。 45歳 ぴー
10億あってもやりたい仕事をやってるから。仕事を選ぶときは、10億円が手元にあってもやりたい仕事をやる、という基準で考えているから…10億円手元にあったらやらない仕事はやらない。そうすると不思議なもので、しんどい・キツい・うっとうしい、なんて感情が湧くことはない。 34歳 きんちゃん
生きるエネルギーを得るために、仕事をする!仕事をする、わたしが何かをすることでその対価をもらう。その対価でまた何かを買い、生きるために使う。そう、お金は自分にとってのエネルギー。 在り方模索中の料理家
働かずとも生活には困らない。でも、それでも仕事は続けるといえるのは、その仕事、職業が、自分の人生、自分自身を養う何かになっている実感が持てているから、というのは前提としてあると思う。それはもちろん単に「恵まれた」だけではなく、いつかの時点でそう思って、そう決めて、努力してきた結果としてそうだということ。豊かな時代に豊かな日本で生きているわたしたちには、ただ「生きる」だけでは満たされない、よりよく生きたい自分がある。
自分はどう生きたいか、どうありたいか、さらなる自立と自由、自分にとっての幸せを追求するための仕事なら、何があってもやめるわけにはいかない。生きるために自分を生かす、生業として。 1/5 |
|
|
1件のコメント
それでも、仕事を続ける理由。社会から取り残されたくない。いろいろな人と出会いたい。必要とされたい。一緒に働いて良かったと思われたい。必死な自分でいたい。心から疲れた~っていいたい。それがあって初めて自信を持って稼いだ~って言いたい。それが私の理由。
疎外感ほど虚しいものはないから
コメントする ※すべて必須項目です。投稿されたコメントは運営者の承認後に公開されます。