2010-09-26
庭いじり
最近、妻方の実家の庭の手入れを頼まれて庭をいじってます。ここ数年、何か新しいことを始めるといったことも無かったのでとても新鮮です。
今のところは妻と母から言われるがまま苗木を植えたり種を蒔いたり木を剪定したりしてるのですが、これがなかなか面白い。そもそも土をさわるということ自体、大人になるとなかなか機会が無いせいか土の感触がとても心地よい。コンピュータや楽器などの電磁波まみれの体が放電していく感じがする。雑草とりから土づくり、種まき、手入れなど、やらなければならないことを考えていると同じ庭がとても広く思えてくる。庭を維持するって大変なんだな。
ホームセンターの園芸コーナーに行っても以前より楽しくなって来た。ちょっとびっくりしたのが、種。種って輸入品ばかり。どういう理由なのかはわからないが、自国で種が作られていないというのはどうなんだろう。沢山のものを輸入に頼っている日本。もともと農耕民族であっただろうに。この国が失速している理由の一つがここにもあるような気がした。その国、その土地の本来の特徴を生かした生活をしなければいけないんだろうな。昨今のエコは企業の経済活動の一環としての成り立ちが多いので、当然消費の部分にスポットが当てられがちだが、本質としてはこういった所を考えるのも大切なのだろう。
先行き不透明なこの国の端で音楽と種と土について考えるこのごろ。
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