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ブレない生き方道

2011-05-24
けん玉にみる身体の使い方

 けん玉です。

 なぜけん玉なのか?

 あなたはけん玉で遊んだことはありますか?

 けん玉は、身体の使い方の一端を教えてくれる本当にありがたい“モノ”です。

 けん玉はご存知のように、持つところと、紐と、赤い玉があります。

 ここからが本題です。

 この持つところの先に玉を入れるためにはどうしますか?

 どうやってスポッと入れますか?

 細かく言えばキリがありませんが、大枠で2つのやり方があります。

①持つところを持ち、赤い玉を入れる。

②赤い玉を持ち、本来持つところを動かして入れる。

 結果的には同じ結果になりますが、そのプロセスが違います。しかし、このプロセスの違いは人間の身体の動きに置き換えると非常に結果の質が変わってきます。

 この視点の切り替えは身体の専門家にとっては基礎の部分ですが、身体を動きを考える時、私のように整体治療をする場合はその時、様々なところで役に立つ発想です。

 そう考えると、例えば前屈する場合・・・どうなるでしょうか?これも大きく分けて2パターン考えることができます。

 一つの結果を導き出そうとした時、その方法・道は一つとは限りません。

 人間の身体にも、そんな発想と視野の広さがとても大切だと思います。

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Aiko Morita
Aiko Morita

森田愛子/治療師。体軸法インストラクター。治療やヨガ(体軸法)を通して自分の力で健康を勝ち取り、本来の輝きを取り戻していく女性を増やすこと、高校時代に得た“人は変われる”ということをぶれない信念で伝えていくことを使命と考え、渋谷鍼灸理学治療室を開設。10年に体軸法研究会を正式に立ちあげる。

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